株式会社ハナダ | 特集 | 薪ストーブのある生活

　ストーブに使う薪は燃やせば二酸化炭素は発生します。しかし、薪を燃やして発生する二酸化炭素は、樹木が生長する段階で空気中から取り込んだ二酸化炭素。つまり、もともと空気中にあった二酸化炭素です。そして、薪を燃やすことで発生した二酸化炭素は、樹木が生長する際にまた吸収されていきます。もともとあった二酸化炭素を人間と木の間で循環させているのですから、地球上の二酸化炭素濃度は変わりません。こうした二酸化炭素の循環は「カーボンニュートラル」と呼ばれ、数億年前から変わることなく今も続いています。

電気・ガス・水道といったライフラインが寸断されたとき、活躍したのは薪ストーブでした。あの東日本大震災に見舞われた方々は、薪ストーブで暖をとり、料理をつくったり、励ましあったと聞きます。燃料となる木材さえあれば使えるといったシンプルな仕組みも薪ストーブの利点のひとつです。

　現代の薪ストーブは、最新の技術／装置が組み込まれ、高い燃焼効率とクリーンな排気を実現しています。いつまでも安全に快適にお使い頂くには、一年に一回を目処に煙突の掃除や消耗品の交換など、メンテナンスも必要となります。面倒だなと思われますが、手入れを行なう事で愛着も深まっていきます。また、色々と相談に乗ってくれる専門ショップと日頃から親しくしていれば、何かの際には力になってくれます。薪ストーブ選びは、専門ショップ選びでもあります。信頼のできる専門ショップと施工会社が、皆様の薪ストーブ生活を応援します。